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元住宅営業が住宅購入のノウハウを徹底解説します

家を買うならどこがいい?都心と郊外を11項目で比較

更新日:

ナツダ
どうも、元住宅営業のナツダです。

家を買う人にとって無視できない重要ポイントがあります。
つまり、家を買う「場所」です。

家を買うならどこがいい?」って一度は考えますよね。

とくに、若い世帯には「都心か郊外か」は大事なテーマ。
そこで今回は、家を買うなら都心と郊外どっちがいいか比べてみたいと思います。

では、さっそく説明していきます。家を購入するときの参考にどうぞ。

家を買うならどっち?都心と郊外の違いを比較

私の経験上、家を買いたいご夫婦がしばしば対立する項目があります。
お察しのとおり「都心に買うのか?郊外に買うのか?」ですが、夫婦喧嘩になることも。

さて、あなたは都心派ですか?郊外派ですか?

どちらも利点と欠点がありますよね。
ということで、まず都心と郊外の違いを11項目で比較して表にしてみましょう。

項目 都心 郊外
1、物件価格 高い 安い
2、土地面積 狭い 広い
3、駅近物件 少ない 多い
4、用途地域 商業地や工業地もある 住居地域が多い
5、近所付き合い 希薄傾向 親密傾向
6、物価 高い 安い
7、自然 少ない 多い
8、交通 自動車:混む!不便
交通機関:便利
自動車:便利
交通機関:不便
9、公共施設 多い 少ない
10、学校 多い 少ない
11、売りやすさ 売りやすい 売れにくい

都心と郊外、いろいろ違いますよね。
どちらに住みたいですか?

「今は郊外だけど、歳がいったら都心のマンションがいいな」とか?
「今は都心だけど、子育てするなら田舎がいいな」とか?

ナツダ
ライフスタイルに合わせて、住みたいエリアが変わるかもしれませんね。

住むエリアを決めるときに大事なことは、目先のことだけにとらわれず20年~30年先まで何となく想像しておくことです。

そんなに真剣に考えなくてもOKですよ。将来、どうなるかわかりませんから。
でも、何となく想像しておきましょう。

20年~30年後、買った家はどうなる?

  1. 子供が引き継ぐ?
  2. 売却して引っ越し?
  3. 人に貸す?

将来のことを考えると「売りやすい駅近マンションにしよう」とか「貸しやすい大学近くの物件にしよう」とか、そういう選択基準も出てくるのではないでしょうか?

都心または郊外で家を買うメリットとデメリット

都心と郊外のメリットとデメリットは何でしょうか?
私の仕事(注文住宅営業)の経験をもとに、まとめてみたいと思います。

住まいや周辺環境の違い

一般的に都心より郊外の方が土地が安いです。
そのため、同じ価格帯でも郊外の物件の方が家も庭も広々しています。

家が広いと収納スペースを多く取れ、モノが整理できます。
落ち着いた空間で、リラックスして過ごせます。

ナツダ
郊外の物件は庭が広いので、外構(お庭)の工事費が案外かかります。
外構工事の予算は後回しになりがち。事前に計画しておかないと足りなくなりますよ!

ちなみに、人が過ごすエリアはそれぞれ土地の用途が定められています。
これを用途地域と呼び、12区分されています。

用途地域一覧

用途地域名 備考
第一種低層住居専用地域 良好な住環境を守るための規制が厳しい地域。低層住宅が主。通常、コンビニ程度の店舗も建てられない。
第二種低層住居専用地域 良好な住環境を守るための地域。150m²までの店舗等が建てられる。
第一種中高層住居専用地域 500m²までの店舗等が建てられる。中規模の病院や大学、公共施設なども建てられる。
第二種中高層住居専用地域 1500m²までの店舗や事務所等が建てられる。小規模スーパーや、広めの店舗などが建つ。
第一種住居地域 3000m²までの店舗や事務所、ホテル、ごく小規模の工場等が建てられる。
第二種住居地域 10000m²までの店舗や事務所、ホテル、パチンコ屋、カラオケボックス、ごく小規模の工場等が建てられる。
準住居地域 幹線道路などの道路沿いで、自動車関連施設などと住居が調和した環境を保護するための地域。
近隣商業地域 商業施設や事務所、店舗、ホテル、パチンコ屋、カラオケボックス、映画館、車庫、倉庫、小規模の工場が建てられる。床面積の規制なし。
商業地域 近隣商業地域で建築可能な建物に加え、風俗関係の施設や高層ビルも建てられる。いわゆる都心部の繁華街や高層ビル街。
準工業地域 主に軽工業の工場や環境悪化の恐れがない工場が建てられる。住宅や商店も建てることができる。
工業地域 あらゆる工場の他、住宅や店舗が建てられる。学校や病院、ホテルは建てられない。
工業専用地域 工場専用で、住宅が建設できない唯一の地域。工業地帯、石油コンビナート、製鉄所、花火工場、環境悪化の恐れがある工場などが建てられる。

郊外では住居向けに制限された地域が多く、高い建物や商業施設は制限されています。

一方、都心は商業地域に家を建てることもあり、いきなり隣に風俗施設ができる可能性もあります。

用途地域は、ホームページで確認できる市区町村もあります。
家を買いたいエリアをチェックしておきましょう。

交通網の違い

都心は公共交通機関が発達しているので、バスや電車が便利です。
逆に、渋滞が多く自動車での移動は苦労します。

最近はカーシェアリングが普及しているので、都会は車を所有しなくても暮らせます。
郊外は、車無しでは生活できません。

郊外では駅周りでも新規分譲がありますが、都心の駅周りに余っている土地はありません。
駅まで徒歩でいける圏内に住みたいのであれば、マンションを狙うか副都心ぐらいまで離れることになります。

公共施設の違い

都心は学校も多いので、学区を選んで家を買うことも可能です。
ただし、人気学区の物件は売れるのが早いです。
また、商業施設や公共施設も多いので、買い物や診療を受けたいときも便利です。

都心は物価が高いです。食費も上がります。
ちょっと遊びに出かけても、コインパーキングや外食で高額を取られます。

できれば家を買う前に2~3回物件まで行ってみる

じゅうぶん納得して家を買いたい人は、2~3回物件まで行ってみることをおすすめします。

何度か訪れることで、前回は気づかなかったことに気づくことがあります。
「ここ、良いな!」と思っていても、日時を変えると違った表情が見られるかもしれません。

物件を複数回見に行くときのポイント

  • 平日と土日、それぞれ見に行く
  • 晴れの日と雨の日、それぞれ見に行く
  • 日中と夜、それぞれ見に行く
  • 車で行ったり交通機関を使ったり、行く方法を変える
  • 毎回アリアを変えて、近隣を歩き周ってみる

毎回、営業マンに同行してもらう必要はないです。
自分だけで行ってもいいので、ぜひ何回か訪問してみてください。

ナツダ
「土日は静かなのに、近くに会社があって平日はうるさかった」とか。
「夜行ったら、治安が悪そうだった」とか。いろいろ、あります。

都心の物件も郊外の物件も、それぞれ良さがあります。
自分の肌で感じて、自分に合った家を選びましょう。

まとめ

長く愛着を持って暮らせる家を買うには、要望の優先順位を決めたうえで複数の物件を比べてみることが必要です。

要望が整理されていないと「もっと良い家があるかもしれない」という無いものねだりが始まります。

ナツダ
そうなると、結局買えない人がたくさんいるので注意しましょう。

建売は「もうすでに出来上がった家」を買うわけですから、要望がすべてかなった100点満点の家はありません。

まずは資料請求して、気になる物件は積極的に見学してみることをオススメします。
いろいろ見比べて、妥協できる点や妥協できない点を探ってみましょう。

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