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家を建てるならどこ?失敗しないハウスメーカーや工務店の選び方

投稿日:2019年5月17日 更新日:

今回は、ハウスメーカー工務店選び方について解説します。
建築会社選びで失敗すると取り返しがつかないことになるので、知っておきましょう。

では、さっそく説明していきますね。

建築会社の選び方1、大手ハウスメーカーか工務店か

注文住宅を建てたいと思ったら、まず住宅会社に行く方が多いと思います。
とは言え、ものすごい数の住宅会社があるので、どこに行けばいいか迷いますよね。

ということで、建築会社の選び方について解説しようと思います。

まず、建築会社は大きく2つに分けられます。

  1. 大手ハウスメーカー
  2. 中小の工務店

「ハウスメーカー」というと、だいたい大手を指すことが多いです。
全国に支店を持ってるような、誰でも知ってる会社ですね。

この「大手ハウスメーカー」は、その他の住宅会社に比べてちょっと異質ですよね。
毛色が違うというか、ブランド力があり指名買いする方もおられます。

たとえば、こんな会社が「大手ハウスメーカー」に該当します。

  • 大和ハウス工業
  • 積水ハウス
  • 旭化成工業(へーベルハウス)
  • 積水化学工業(セキスイハイム)
  • 住友林業
  • ミサワホーム
  • 三井ホーム

いっぽう、その対極にあるのが地域密着の中小工務店です。
売上高や着工数こそ大手より少ないものの、工務店ならではの魅力もあります。

では、大手ハウスメーカーと中小工務店は何が違うのでしょうか?

なかなか答えに困るのですが、まず「標準仕様が違う」と考えるのがいいでしょう。
大手は標準仕様がキッチリ決まっていて、小さな工務店は自由度が高い傾向があります。

ポイント

「建築会社お任せ」ができて、基本性能が高い家がよければ大手ハウスメーカー。手間がかかっても、自分たちのこだわりをトコトン反映した家づくりがしたいなら工務店。

大手ハウスメーカーは、標準仕様や自社開発建材をキッチリ使います。
なので、設計や仕様の自由度は低くなりがちです。

また、仕様やデザインの変更をしようとすると価格が大幅にアップする傾向があります。

つまり大手は、ある程度「型」を作ることで合理化とコストダウンを図っているのです。
その「型」から外れると、合理化できずコストアップしてしまいます。

ナツダ
そのかわり、品質に安定感があります。
ほとんどハウスメーカー任せでOKだし、ハズレにくいです。

いっぽう工務店は標準仕様の取り決めがゆるやかで、変更など対応してもらいやすいです。
自由度が高い反面、品質は一邸ごとにバラツキが出やすくなります。

ただし対応力や品質は工務店ごとに大きな差があり、良し悪しが激しいです。
有料工務店を探すのが、けっこう難しいと言えます。

それぞれの住宅会社の得意・不得意を見極める

建築会社を選ぶとき「大手ハウスメーカーか中小工務店か」だけで選んでいいのでしょうか?

ナツダ
私は、あまりこだわらない方がいいと考えています。

日本には、ものすごい数の建築会社があります。
建築業種で建設業許可を取ってる業者だけでも、約15万社ぐらい。(H30年3月)

規模や従業員数、年間着工数は各社バラバラです。
「大手ハウスメーカーか中小工務店か」の二者択一だけではとうてい表せません。

参考までに、国交省の「建設業許可者数調査」の資料を貼っておきますね。

一番知っておいていただきたいことは、各社で「得意分野が違う」ということ。

これだけ建築会社が多いと、差別化のために各社が売りとなるポイントを作ろうとします。
その結果、注文住宅の多様化がすすみ建築会社に得意分野ができてきました。

その反面、日ごろ作らないタイプの家は不得意に。
お客様にうまく提案できないし、コストも割高になったりします。

ナツダ
その建築会社が不得意な家を作らせるより、得意な建築会社に任せる方が失敗しにくいのです。

では、何を基準に建築会社を選べばいいのでしょうか?

まずは、何社か実際にお施主様が建てた家の見学会に参加してみるといいでしょう。
(モデルハウスは現実離れしてるので、オススメしません)

大手も中小も関係なく、いろんな会社の施工物件を見てみましょう。
その中で気に入った建築会社があれば、改めてプラン作成を依頼するといいです。

建築会社の選び方2、見学会に行く会社を選ぶときの3つのポイント

見学する建築会社を選ぶときは、いくつか重視すべきポイントがあります。

例をあげておきますね。

  • 長期優良住宅に対応できる
  • 建築途中の現場見学会もやってる
  • 長期的なメンテナンスサービスをやってる

もう少し詳しく解説します。

長期優良住宅に対応できる

素人には、なかなか建築会社の良し悪しなんてわかりません。
そこで参考にしたいのが、長期優良住宅に対応できるかどうかです。

長期優良住宅の認定を受けるには、いくつかの性能基準をクリアする必要があります。

性能項目の例をあげておきますね。

  1. 劣化対策
  2. 耐震性
  3. 維持管理・更新の容易性
  4. 省エネルギー性

つまり、長期優良住宅であれば良好な耐震性能や断熱性能が約束されてるということ。
長期優良住宅が造れるかどうかは、会社選びの判断材料になります。

長期優良住宅に対応できる会社は、それをホームページでうたっていることが多いです。
ホームページに書いてない場合は、問い合わせてみましょう。

メールや電話などで「長期優良住宅、やってますか?」と聞けばOKです。
以下の回答なら、間違いないでしょう。

  • すべて長期優良住宅です
  • 費用はかかるが対応可能です

長期優良住宅申請はコストがかかるので、必ずしも認定してもらう必要はありません。
施主から要望があったときに、長期優良住宅仕様にできるかどうかが重要です。

「うちは、長期優良住宅はやってません」という回答なら、減点ですね。

建築途中の現場見学会もやってる

完成物件の見学会をやる会社は、けっこうあります。
でも、建築途中が見られる見学会をやる会社は少ないです。

なぜやらないのか、理由をあげてみますね。

  • 見せたくない
  • 現場は危ないから
  • 汚いので見せられない
  • 工事がストップしてしまう
  • お施主様が嫌がってる

まず、不適切な工事をしてると「見せたくない」という状況になります。
危ない、汚い」は、現場の管理不足もあるでしょう。

また、見学会の準備や撤収も含めると「2~3日、工事がストップ」してしまいます。
自転車操業の会社にとっては、嫌な状況です。

お施主様が「見学会をしてほしくない」とおっしゃるケースもあります。
現場見学会の開催は、けっこうハードルが高いのです。

ナツダ
現場見学会ができるだけで「けっこう頑張ってる会社」と言えます。

現場見学会は小屋裏(天井裏)や床下、壁の中も見られるチャンスです。
建築会社の技術レベルや管理レベルを知ることができるので、参加するといいですよ。

長期的なメンテナンスサービスをやってる

家は、作るとき以上にメンテナンスが大切です。
売りっぱなしの会社は、避けたいところ。

欲を言えば、住み始めて半年は毎月1回来て欲しいです。
それ以降も、できれば半年から1年に1回ぐらい巡回してもらうのがベストです。

「そんなにイッパイ来られても、困る」と思います?
いやいや、こんなメリットがあるんですよ。

  • 住宅設備の初期不良を発見しやすくなる
  • 素人では発見しづらい不良をみつけてもらえる
  • 住宅についてわからないことを質問できる

暮らし始めると「これ、気になるんだけど故障かな?」と感じることがあります。
そういう不安は、できるだけ初期のころに解消すべきです。

慣れてくると不良が気にならなくなるし、故障の度合いが進むと修繕に手間がかかります。
アフターメンテナンス担当者に気軽に相談できる機会は、あった方がいいです。

遠い所にある建築会社は、家のトラブルが発生したときすぐ来てもらえません。
車で1時間圏内にある建築会社を選ぶとよいでしょう。

建築会社の選び方3、プランと見積もりを比較する

さて、いくつか見学会に参加したら、あなたの好みの住宅会社が見つかると思います。
その中から、数社に間取りプランと見積もりを作ってもらいましょう。

ナツダ
プランと見積もりを作ってもらう会社は、2~3社がベストです。
それ以上多いと、打合せがかなり大変です。

プランと見積もりの作成順序は以下のとおりです。

  1. 要望のヒアリング
  2. プラン作成
  3. 概算見積もり作成

まず、建築会社に要望を伝えるところからスタートします。
その要望をもとに、間取りプランと概算見積もりが作られます。

この段階で複数の建築会社を比較検討して、家づくりを依頼するパートナーを決めます。
ですから、比較しやすいように全社に同じ要望を伝えることが大切です。

その要望を受けて、各社が提案を出してくれます。
その提案内容も、比較検討の材料です。

ナツダ
「A社には伝えたけど、B社に伝え忘れた!」なんてことがないよう、要望をリストにしておきましょう。

このとき、どんな暮らしがしたいかザックリ伝えるようにしましょう。
具体的な数字で伝えると、建築会社から出てくる提案が単調になります。

例をあげますね。

X4LDKで、LDKは20畳欲しい。
〇家族4人暮らせて、みんながLDKに集まったり、ときにはプライベートな空間で過ごしたい。

ここで、注意点をひとつ。

プランは比較しやすいですが、見積もりは比較が難しいです。
各社算出方法が違うので、細かい項目を見比べても意味がありません。

住宅設備や建材は、どんなものを使うか。
それと、諸費用まで含めた総額で比較しましょう。

ポイント

注文住宅は、家の建築費以外にも地盤改良費や水道引き込み費用、お庭の工事費などいろいろな諸費用が発生します。

間取りプランと概算見積もりの比較ができたら、次は家づくりのパートナーを決定します。
設計を依頼して必要な費用を支払い、建築工事請負契約を結びます。

初めは「大手ハウスメーカーがいいな」と感じていても、ぜひ工務店も候補に入れましょう。
重ねて言いますが、各社「得意・不得意」があるので比較検討することが大切です。

建築会社の選び方4、お客様担当者の質をみる

「家づくりのパートナー選びって、どの建築会社にするか選ぶことでしょ?」
とお考えの方は、片手落ちです。

じつは、もう一人大事なパートナーがいます。

それは、あなたの担当者。
窓口となり、家づくりをマネージメントしてくれる人です。

ナツダ
たとえば、ハウスメーカーなら営業マン。小さな工務店なら社長さん。設計事務所なら建築士さんが窓口となります。

窓口となる人物は知識と経験が豊富であり、会社や工事関係者から信頼厚い人が望ましいです。

逆タイプの人物が窓口になると、あなたの要望はおざなりに扱われます。
現場の雰囲気も良くないので、無理や面倒事がとおりにくくなります。

ようは、担当者しだいで出来上がる家が変わるということです。
建築会社を選ぶときと同じぐらい、担当者のこともチェックしておきましょう。

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