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元住宅営業が住宅購入のノウハウを徹底解説します

【住宅ローンの選び方】総返済額を減らすポイントなど5項目で解説

投稿日:2016年12月20日 更新日:

ナツダ
どうも、元住宅営業のナツダです。

家を買うときは家選びに気がいきがちですが、そこには大きな落とし穴があります。
どういうことかと言うと・・・。

家選びで疲れ切ってしまい、住宅ローン選びがテキトウになってしまうのです。
じつは、住宅ローンをいい加減に選ぶと、凄い金額の損をします。

ということで、今回は住宅ローンの選び方ポイントについて解説したいと思います。

では、さっそく説明していきますね。

住宅ローン選びで一番優先すべきポイント

最初に結論を言います。
住宅ローン選びを誤ると、すごい金額の損をします。

では、住宅ローンの選び方は?
どこに注目したらいいでしょうか?

ナツダ
住宅ローンの選び方しだいで、ウン十万円損します。
場合によっては100万円、200万円というお金を無駄に支払うことも。

住宅ローンで無駄な出費を防ぎたい方は、以下の順番で選ぶとよいです。

住宅ローンの選び方

  1. コストで選ぶ
  2. サービスで選ぶ
  3. 金融機関を選ぶ
  4. 返し方を選ぶ
  5. 借り方を選ぶ

まず「コスト」と「サービス」が大切です。
この2つで、ある程度「金融機関」はしぼられます。

金融機関が決まれば、さらに「返し方」と「借り方」を選びましょう。

もう少し詳しく解説していきますね。

住宅ローンの選び方1、コストで選ぶ

住宅ローンを借りると「元金(借りたお金)の返済 + コストの支払い」が必要です。

コストには、以下のものがあります。

  1. 利息(利子)
  2. 事務手数料
  3. 保証料

住宅ローンは「いかに利息(利子)を減らすか」が大切です。
ですので、金利がとても需要。金利が高いと、利息がふくらみます。

さらに保証料も高額になるので、事務手数料も含め総コストを見て選ぶようにしましょう。

ポイント

住宅ローンのコスト = 利息(利子) + 事務手数料 + 保証料

住宅ローンを選ぶときは、まずこの「コスト」を比較することから始めましょう。
金融機関によって、金利も事務手数料も保証料も変ってきます。

もう少し詳しく解説しますね。

0.1%でも金利が低い金融機関を選ぶ

住宅ローン選びでは、まず金利に注目してください。

金利とは?
金利とは、貸したお金に付ける利子(利息)の割合のこと。住宅ローンは、金利分の利子を上乗せして返済する。
たとえば、3,000万円を金利1%で30年借りると、総返済額は34,736,908円になる。つまり、473万円以上の利子を払うことになる。

さて、この利息(利子)ですが、金利がわずか0.1%違うだけで大きく変わります。

3,000万円を35年返済で借りたときを例に、総返済額を計算してみましょう。

金利1.0%のとき
月々の返済額:85,685円
総返済額:35,567,804円
金利0.9%のとき
月々の返済額:83,294円
総返済額:34,983,630円

金利がわずか0.1%低いだけで、総返済額は58万円以上減りました。

まず、低金利で住宅ローンを借りることが、最重要です。

利息と利子、金利の違いについては以下の記事で解説しています。
もっと詳しく知りたい方は、参考にどうぞ。

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事務手数料は「安い方が得」とは限らない

住宅ローンを借りたり返したりすると、以下の3つの手数料が発生します。

  1. 借入時の事務手数料
  2. 一部繰り上げ返済手数料
  3. 期間前完済手数料

事務手数料は金融機関によって違い、定額型低率型があります。

  • 定額型 ⇒ 3万円~5万円ぐらい
  • 低率型 ⇒ 借入額の2%ぐらい

ちょっと考えると「定額型の方が安い!」となりますが、注意が必要です。
3,000万円の借入で、総返済額をシミュレーションしてみましょう。

項目 定額型 低率型
借入額 3,000万円
返済期間 35年
金利 1.2% 1.0%
総返済額 36,754,301円 35,567,804円
手数料 50,000円 600,000円(2%)
合計 36,804,301円 36,167,804円
差額 636,497円

上の例では、コスト的には低率型の方が63万円も安くなりました。
手数料額だけで判断しないように、注意してください。

一部繰り上げ返済手数料期間前完済手数料が要らない銀行もあります。
繰り上げ返済する予定の方は、よく確認しておきましょう。

下の表に、メジャーな金融機関の手数料を載せておきます。
なお、繰り上げ返済の手数料はインターネットからのお申込み時の手数料です。

金融機関名 事務手数料 繰り上げ返済 期間前完済
三菱UFJ銀行 定額型 32,400円 無料 16,200円
三井住友銀行 定額型 32,400円 無料 5,400円
みずほ銀行 定額型 32,400円 無料 32,400円
イオン銀行 定額型 108,000円 無料 54,000円
低率型 2.16%
住信SBIネット銀行 低率型 2.16% 無料 32,400円(固定金利中)
無料(変動金利中)
楽天銀行 定額型 324,000円 無料 無料

(2019年1月末調べ)

保証料は「内枠方式」と「外枠方式」でコストが変わる

一般的に、住宅ローンは保証人が要りません。

金融機関が指定する保証会社が保証人となり、借主は保証会社に保証料を支払う仕組みになっています。

保証会社に払う保証料は、次の2つの支払い方法があります。

保証料を支払う2つの方法

  1. 外枠方式
  2. 内枠方式

外枠方式は、借入するときに一括で支払ってしまう方法です。
いっぽう、内枠方式は毎月の返済額に上乗せして支払います。(金利が0.2%上がる)

一般的には、外枠方式のほうが保証料の総支払額が低くなります。
ですが、必ずしも「内枠方式より外枠方式にするほうが正解」とは言えません。

ナツダ
金利や借入額が高い場合は、外枠方式で一括支払いするより、その分借入額を減らして内枠方式にするほうが得するケースもあります。

たとえば4,000万円借りると、外枠方式なら約82万円の保証料がかかります。

もしその82万円を物件の頭金に回し、保証料を内枠方式にしたらどうなるでしょうか?
つまり、借入額を4,000万円ではなく3,918万円に減らすのです。

表にして比べてみましょう。

項目 外枠方式 内枠方式
借入額 4,000万円 3,918万円
金利 1.0% 1.2%
返済年数 35年
総返済額 47,423,753円 48,001,198円
一括払い保証料 824,800円 0円
合計 48,248,553円 48,001,198円

上の例では、約24万円も内枠方式のほうがお得になりました。

自己資金を保証料に使って外枠方式にするのか、頭金に使って内枠方式にするのか。
よく検討しましょう。

住宅ローンの選び方2、サービスで選ぶ

コストの次は、金融機関ごとのサービスを比較してみましょう。

主に、以下の5項目を比較してみてください。

  1. 団体信用生命保険の保障内容
  2. 繰り上げ返済のしやすさ
  3. つなぎ融資分割融資の有無
  4. 利用者特典
  5. 店舗ATMが近くにあるか

これも順番に解説していきますね。

団体信用生命保険の保障内容

一般的な住宅ローンでは、団信(団体信用生命保険)の加入が必須要件になってます。
極論すると、団信に入れない方は住宅ローンを借りられないということです。

ただし、フラット35は団信の加入が任意になっています。
加入する場合は、金利に0.2%程度上乗せされます。

団体信用生命保険(通称:団信)とは?
住宅ローンを借りている人にまんがいちのこと(死亡や高度障害など)があった場合、生命保険会社が住宅ローンを返済してくれる制度。
持病や病歴があり一般団信に加入できない人むけに、基準を緩和した「ワイド団信」というのもある。ワイド団信は、金利が0.2%程度上乗せされる。

一般的な団信の掛け金は金利に上乗せされているので、別途支払う必要がありません。

ちなみに、一般的な団信は以下の2つに対して保障されます。

  • 死亡
  • 所定の高度障害

ここまでは、借入金利の範囲内。
ここからさらに保障内容を手厚くすると、上乗せされる金利が高くなります。

また、保障してもらえる内容は金融機関ごとに違います。

追加できる疾病(しっぺい)の例をあげておきましょう。

  • がん
  • 急性心筋梗塞
  • 脳卒中
  • 高血圧症
  • 糖尿病
  • 慢性腎不全
  • 肝硬変
  • 慢性膵炎

たとえば、フラット35の団信では金利0.24%を上乗せすると三大疾病の保障が付けられます。
(三大疾病とは「がん・急性心筋梗塞・脳卒中」のこと)

イオン銀行は、0.3%上乗せで8疾病の保障を付けられます。
じぶん銀行は、同じく0.3%上乗せで11疾病も保障を付けることができます。

保障内容と上乗せ金利も、金融機関選びの判断材料になります。
先述のコストと併せて、比較材料にしてください。

繰り上げ返済のしやすさ

住宅ローンは「借りたら、あとは月々返済していくだけ」ではありません。
繰り上げ返済することで、効果的に利息を減らすことができます。

繰り上げ返済は、とくに「変動金利型」と相性がいいです。
家計に余力があれば、ぜひ取り入れて欲しい返済方法です。

ナツダ
変動金利型では、繰り上げ返済を行うことで将来の金利上昇リスクを抑えることができます。

積極的に繰り上げ返済したい方は、以下の点に注意してください。

  • 繰り上げ返済方法(ネットからできる?)
  • 繰り上げ返済の手数料
  • 繰り上げ返済できる最低額

ネット銀行や大手銀行では、ネットから繰り上げ返済できるところがほとんどです。
一部の地方銀行や信用金庫は、店頭で手続きしないと利用できないところもあります。

繰り上げ返済の最低額も、金融機関によってバラバラです。
1円からできるところもあれば、10万円以上じゃないとできないところもあります。

ナツダ
予定より早く完済したい方は「ネットで、1円から、無料で」繰り上げ返済できる金融機関が有利ですね。

繰り上げ返済については、こちらで詳しく解説しています。
もっと知りたい方は、参考にどうぞ。

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つなぎ融資や分割融資の有無

注文住宅を建てる方は、つなぎ融資ができるか確認しておきましょう。
できない金融機関は、選択肢から外れます。

つなぎ融資とは?
注文住宅を建てる会社は、建築代金の支払いを複数回に分けて請求してきます。
一般的には「着工のとき・中間(上棟のときなど)・完成して引き渡すとき」それぞれ3分の1ずつ支払うケースが多いでしょう。
しかし、住宅ローンは完成時に一括で融資されるので、着工金と中間金が払えません。
そこで、着工金と中間金の支払いのために別途組むローンが必要になります。このローンのことを「つなぎ融資」と呼びます。

金融機関によっては「分割融資」という方法で対応してくれるところもあります。

分割融資とは?
着工金や中間金など、適時融資を実行してくれる住宅ローンの形態。言い方を変えると、分割融資は住宅ローンの一形態。つなぎ融資は、住宅ローンとはまったく別のローン。
分割融資のメリットは、つなぎ融資に比べて金利が低いこと。デメリットは、 早くから住宅ローンの返済が始まること。人によっては、家賃支払いと返済が重なる。

分割融資は、まだまだ取り扱い金融機関が少ないようです。
つなぎ融資も、すべての金融機関が取り扱ってるわけではありません。

つなぎ融資と分割融資に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。
もっと知りたい方は、参考にどうぞ。

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利用者特典

金融機関によっては、住宅ローンの顧客に対して特典を付けていることがあります。

いくつか例をあげてみましょう。

  • コンビニATMの利用手数料が数回無料になる
  • 他行あて振込手数料が数回無料になる
  • 金融機関と提携しているお店の商品を割引購入できる

他にも、イオン銀行は「イオンセレクトクラブ」に入会することができます。
イオンのお買い物が毎日5%OFFで購入できたり、WAONポイントをもらいやすくなります。

特典内容最優先で金融機関を選ぶことはないと思いますが、決め手になることはありえます。
参考まで、チェックしておきましょう。

店舗やATMが近くにあるか

一般的に、住宅ローンを借りるとき、その金融機関で口座を作る必要があります。
さらに、その口座を給与振込口座に指定することが要件になっている場合もあります。

給与振込口座は、お金を出し入れするメインバンクになると思います。
そうなると、店舗やATMが近くにあるほうが何かと使いやすいでしょう。

ナツダ
給与振り込み口座の指定が要件でなかったとしても、返済の延滞を防ぐために給与振り込み口座に指定した方が安心です。

これも最優先の項目ではありませんが、参考までにチェックしておきましょう。

住宅ローンの選び方3、金融機関で選ぶ

住宅ローンを取り扱ってるのは、銀行だけではありません。
たとえば、信用金庫やJA、その他いろんな金融機関が取り扱っています。

どういうところで住宅ローンが借りられるのか、解説しておきますね。

民間住宅ローンと公的住宅ローン

そもそも、住宅ローンは民間のものと公的のものがあります。
それぞれ、例をあげておきますね。

代表的な民間住宅ローン

  1. 銀行・信用金庫
  2. JA(農協)
  3. 一部の生命保険会社
  4. 住宅ローン専門会社
  5. 信販会社・クレジット会社
  6. フラット35

代表的な公的住宅ローン

  1. 財形住宅融資
  2. 自治体融資

それぞれの特徴については、以下の記事で詳しく解説しています。
もっと知りたい方は、さんこうにどうぞ。

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住宅ローンを貸してくれるのは、銀行だけではないことを覚えておいてください。
複数の金融機関を比較検討することが大切です。

「面倒くさそう」と思った方、安心してください。
先述のとおりコストとサービスで比較すれば、金融機関はカンタンにしぼり込めます。

不動産屋や住宅会社の「提携住宅ローン」

不動産屋や住宅会社によっては、金融機関と提携している会社があります。
その場合、いわゆる提携ローンを利用することができます。

不動産屋や住宅会社の「提携ローン」には以下のメリットがあります。
魅力を感じる方は、利用するといいです。

提携ローンのメリット

  • 物件審査が省略される
  • 金利優遇がある
  • 自分で金融機関を探し回らないで済む

提携ローンは「購入する物件用の住宅ローン」と言えます。
ですので「物件審査で落とされた」ということが起こりません。

「自分で銀行に行って、話を聞いて、仮審査を依頼する」といった面倒な作業も不要。
さらに、金利優遇がある提携ローンでは利息の節約につながります。

ナツダ
不動産屋や住宅会社によっては、銀行に発言力があります。
金利交渉や書類準備などしてくれるので、頼りになります。

ただし、デメリットもあります。
とくに、以下の2つは意識しておいてください。

提携ローンのデメリット

  • 代行手数料がかかる
  • もっと金利が低い金融機関があるかもしれない

提携ローンを使うと、事務手続きの代行手数料を取る住宅会社や不動産屋があります。
金利優遇による利息節約効果も考慮して、本当に得かどうか検討する必要があります。

自分で金融機関を探して手続きすれば、事務手数料はかかりません。
それに、提携ローンより金利が低い金融機関をみつけられる可能性もあります。

ナツダ
不動産屋から紹介される銀行は、地域の有力銀行だと思います。
けっきょくネット銀行で借りた方が安かった、ということもあり得ます。

金利が0.2%ほど違うと、100万円以上の利息節約になるケースもあります。
ここは労力を惜しまず、自分でも審査申し込みしてみましょう。

住宅ローンの選び方4、返し方で選ぶ

住宅ローンは「借入先を決めたら完了」ではありません。
「返し方」の選択しだいで、利息を減らすことができます。

「返し方って、どういうこと?」って思いますよね。

利息が減るのは元利均等返済?元金均等返済?

じつは、住宅ローンは2つの返済方法があります。

住宅ローンの返済方法

  1. 元利均等返済
  2. 元金均等返済

元利均等返済は、月々の返済額が一定になります。
いっぽう、元金均等返済は返済が進むとだんだん減っていきます。

図にして比較すると、こんな感じです。

元利均等返済と元金均等返済

2つの返済方法を比較すると、元利均等返済の方が利息が多くなります。
借入当初の返済額は、元金均等返済の方が高くなります。

ですから、返済額を一定にしたい方は元利均等返済。
初めにたくさん返して将来の返済額を押さえたい方は、元金均等返済。

そんな感じで、自分のライフプランにあった返済方法を選ぶといいです。

ナツダ
結婚を機に家を買う方は、元金均等返済がいいかもしれないですね。
20年後には、お子様の学資でたくさんの出費が予想されます。

元利均等返済と元金均等返済については、こちらの記事で詳しく比較しています。
もっと詳しく知りたい方は、参考にどうぞ。

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住宅ローンの選び方5、借り方で選ぶ

最後に、借り方の選択肢について解説します。

ここでいう「借り方」とは、以下の5つのことを差します。

  1. 連帯保証
  2. 連帯債務
  3. ペアローン
  4. 親子リレーローン
  5. 住み替えローン

順番に解説していきますね。

連帯保証と連帯債務とペアローン

住宅ローンの審査では、夫婦または親子の収入を合算して審査するケースがあります。
なぜなら、その方が融資上限額を上げられるからです。

その際、合算された方は連帯保証人となるか連帯債務者となるか。
もしくは、ペアローンにするか選択することになります。

3つの違いを表にしてみましょう。
ここでは、わかりやすく夫婦のパターンで記載しますね。

項目 夫単独債務 連帯保証 連帯債務 ペアローン
ローン契約数 1本 1本 1本 2本
債務者 夫と妻 夫と妻※1
ローン控除 夫と妻 夫と妻
団信 ※2 夫と妻
所有権持ち分 夫と妻 夫と妻
返済期間 夫の年齢による 夫の年齢による 夫の年齢による 夫妻それぞれで判定
返済講座 夫妻それぞれ同じ支店に開設

※1 お互いが連帯保証人になる
※2 フラット35「夫婦デュエット」など、夫妻で保障が受けられるものもあり

連帯保証人になる人は、借主(主たる債務者)を保証する立場になります。
まんがいち借主の返済が滞ると、請求を受けます。

連帯債務者は、借主と同じく借入全額の債務を負います。
債権者は、連帯債務者に対してどうのように返済を請求してもよいとされています。

ペアローンは、ひとつの物件に対して2つの住宅ローンを組む方法です。
たとえば、3,000万円の物件に対し「夫2,000万円、妻1,000万円」といった感じです。

ナツダ
住宅購入の融資上限額を増やすため「夫が住宅ローンを借りて、妻が連帯保証人になる」ケースが多いですね。

ちなみに妻が連帯保証人になるケースでは、離婚したときに問題になることがあります。

じつは、夫婦の関係が解消されても、妻の連帯保証は解消されません。
なぜなら、連帯保証は夫と妻の契約ではなく金融機関と妻の契約だからです。

「連帯保証・連帯債務・ペアローン」については、以下の記事で詳しく解説しています。
もっと知りたい方は、参考にどうぞ。

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住宅ローン【連帯保証人・連帯債務・ペアローン】の違い&離婚問題

住宅ローンは保証人は要りません。 なぜなら、保証会社は保証人になってくれるからです。 ですが、夫が住宅ローンを組んで妻が連帯保証人になるケースがあります。 これは、どういうことでしょうか? 住宅ローン ...

親子リレーローン

収入合算者が親子の場合は「親子リレーローン」という選択肢もあります。

親子リレーでは、親から子へ返済を引き継ぐことで返済期間を延ばすことができます。
そうすると、親だけだと20年しか借りられなかった住宅ローンが35年返済になったりします。

そうすると融資上限額が上がるので、より高額な家を買えることになります。

ナツダ
なお、親子リレーでは子供も親同様の審査があります。
パートやアルバイト、派遣社員といった勤務形態は審査に影響します。

親子リレーローンについては、こちらで詳しく解説しています。
もっと知りたいかたは、参考にどうぞ。

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住宅ローンには「親子リレー」というのがあります。 親が高齢の場合によく利用される方法ですが、いったいどんな住宅ローンなのでしょう。 もうひとつ「親子ペアローン」というのもあります。 「親子リレー」と「 ...

住み替えローン

基本的に、家は住宅ローンを完済するまで売ることができません。
なぜなら、債権者である金融機関が売却を許可しないからです。

たとえば1,000万円の残債がある家を700万円で売ると、ローンが300万円残ってしまいます。
この状態(担保割れと言います)では家を売れません。

そんな方には、住み替えローンという方法がありまあす。

住み替え住宅ローンとは?
旧マイホームの売却諸費用、担保割れ分、新マイホームの物件代、購入諸費用を借入できる住宅ローン。
担保割れ分や諸費用については無担保となるので、かなり審査が厳しい。

住み替えローンの審査は、厳しくなる傾向があります。
ですから、だれでも使えるローンではありません。

ナツダ
ひとつの選択肢として、ご紹介しておきますね。

住み替えローンに関しては、こちらで詳しく解説しています。
もっと知りたい方は、参考にどうぞ。

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「住み替え住宅ローン」とは?旧自宅の住宅ローンが残る人はコレ

違う家に引越ししたい。でも、住宅ローンが残ってる。 こんな場合、新居に住み替えることはできるのでしょうか? じつは、住まいは住宅ローンを完済しないと売却することができません。 また「返済比率」という壁 ...

自分に最適な住宅ローンを選ぶ方法

最適な住宅ローンを見つけるには、いろいろ比較するしかありません。

住宅ローンは、仮審査と本審査のダブル審査制度になっています。
仮審査を複数の金融機関で実施してもらい、一番いい融資条件の銀行を選びましょう。

仮審査の詳細は、こちらの記事で解説しています。
参考に、どうぞ。

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複数の銀行で審査してもらうのは、一般的なことです。
私も3銀行で審査してもらい、最低金利のところを選びました。

「家を買う」と決めたらたくさんの銀行で仮審査してもらい「金利を競争させる!」ぐらいの気持ちでいどむといいです。

住宅ローンの仮審査を依頼する銀行の探し方

銀行を探すときは、以下の方法で探す人が多いと思います。

  • 不動産屋の提携銀行
  • 勤務先のメインバンク
  • 近所の銀行
  • 地域の有力銀行

いずれの方法でもいいのですが、ひとつオススメの探し方を紹介します。
それは、一括審査申し込みサービスです。

住宅ローン審査は、申込用紙の記入がおそろしく大変です。
それを複数の銀行でやるとなると・・・。

ナツダ
筆圧が高い人や住所が長い人は、腱鞘炎(けんしょうえん)になるレベル。
・・・まぁ、それは冗談ですが、本当に大変ですよ。

一括審査申し込みサービスを使うと、その手間が激減します。

もう少し具体的に「住宅本舗」というサイトを例に説明します。

住宅ローンの一括審査申し込みサービスを使う方法

住宅本舗は低金利のネット銀行や、ネット集客に積極的なメガバンク地方銀行と提携しています。

提携銀行

こんな人にオススメです。

こんな方にオススメ!

  • 節約志向で無駄が少ない人
  • 銀行を探すのが面倒、または近くに銀行がない人
  • 安心できる一括申し込みサービスを使いたい人

住宅本舗は、専用アプリを使って審査申し込みします。
一度情報を登録すると、提携銀行の申込フォームに自動反映されます。

この方法は、ビジネスモデル特許を取得しています。

さらに、住宅本舗は「ID・パスワード・口座情報」を取得しないので流出の心配がありません。

仮審査一括申し込みの流れ

step
1
住宅ローン希望条件やあなたの情報を登録

step
2
無料の専用アプリ(PC版とスマホ版から選択)をダウンロード

step
3
一括審査申し込み

step
4
審査結果が通知される

step
5
一番条件がいい金融機関を選ぶ

とくに、ネット銀行は金利が低いので比較する価値大です。

住宅ローンの総返済額を大きく減らせるだけでなく、仮審査の手間も減らせるのでオススメのサービスです。
参考 住宅本舗の公式サイト

まとめ

住宅ローンを借りるときは、比較検討することが大切です。

比較検討するときは、まずコスト。それから、サービスを見て金融機関を選びます。
金融機関が決まったら、借り方返し方についても比較検討しましょう。

ネットから仮審査の一括申し込みができるサービスもあります。
便利なものを活用しながら、あなたに合った住宅ローンを選んでくださいね。

オススメの住宅ローン一括審査申し込みはこちら

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ナツダどうも、元住宅営業のナツダです。 せっかく苦労して高い家を買ったのに、住んでるうちに後悔し始める・・・。 そんなの、絶対避けたいですよね。 でも、けっこう多いのです。そういう方々。 あなたは、そ ...

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ナツダどうも、元住宅営業のナツダです。 いざ、「一戸建てを買おう!」と思っても、その高さに気絶しそうになりますよね。 「こんな大金の住宅ローンを組んで、ずっと返していけるんだろうか?」みたいな。 家計 ...

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ナツダどうも、元住宅営業のナツダです。 家を購入する年齢は何歳ぐらいが適齢か、考えたことありますか? 家は、何歳までに買わないといけない? 何歳から、買っても大丈夫? 家を買う人の平均年齢や平均年収っ ...

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ナツダどうも、元住宅営業のナツダです。 家を買うのって、かなり難しいですよね。 どんなところに注意したらいいのでしょう? 今回はステージ別に「建売住宅を買うときの注意点」をあげてみたいと思います。 最 ...

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